1. 老人ホーム相談プラザトップ
  2. 施設特別取材レポート
  3. 地域に愛され支えられる「シルバービレッジ八王子」
2023年05月24日

地域に愛され支えられる「シルバービレッジ八王子」

株式会社シルバービレッジは、八王子・日野地区を拠点に、有料老人ホーム事業のほかに、「居宅支援」、「訪問介護」事業を行っております。施設で行う介護経験やノウハウを活かし、地域に密着し地域から愛されることにこだわりを持っています。
シルバービレッジの基本理念は、『私たちは、皆様に、笑顔とまごころで"ゆったりと安心の毎日"を提供いたします』としています。
ご入居される方、ご家族のお気持ちを大切に考え、一人ひとりのライフスタイルを最大限に尊重することを介護事業をするうえで心掛けているのです。

今回訪問したしたのは「シルバービレッジ八王子」。京王八王子駅から1.3km、八王子駅から1.5kmの立地となっています。
インタビューに応じてくれたのは施設長諸星淳さんと介護課長・ヘルパー長渡邊知子さんです。

写真

満載のアクティビティ

先ずは会社の想いを教えてください。

諸星さん:いつまでも我が家でのびのびと暮らしたいたいというのは誰しも等しく思うところですが、「いつもの毎日」をお過ごしいただきたいという願いを込めて誕生したのがシルバービレッジです。
活きがいのある充実した時間を楽しんでいただけるように、お一人おひとりに合わせた生活や環境サポートに取組んでいます。
また入居者様はもとより、ご家族様のお気持ちを尊重してぬくもりある安心の毎日をお手伝いさせていただいています。
そして、「地域に愛されること」にこだわりを持っています。先ずは地域の方に認めていただくことで成り立つと思うからです。
そのようなことも踏まえたうえで、施設長の裁量にゆだねてくれる会社の気風があり、やりたいことをさせてもらえるようになっています。

具体的にはどんなことがありますか?

諸星さん:1年に1回、シルバービレッジのホーム合同で一泊二日の旅行なども開催しています。今まで行った所は、河口湖や、伊豆、千葉や栃木、浜松まで足を延ばしました。総勢50~60名になる団体旅行です。スケジュール的には観光して温泉につかり宴会を催すのですが、車いすの方にも非日常を楽しんでもらっています。ですので、介護が必要な入居者様には同行するスタッフが同室で宿泊してもらうようになっています。

渡邊さん:外出レクはしばしば実施していてドライブしながら季節の花や自然を見て楽しんでもらったり、「軽食会」は道の駅や近隣のカフェに出かけてみたり。「食事会」はお弁当を持参して動物園に行ったり、外食を楽しんだりしています。

外出する機会が多いのですね。

渡邊さん:外出するのが難しい場合は6階ラウンジにて厨房で作ってもらった食事をケイタリング方式で楽しんでもらったりしています。
この前はご夫妻で入居されている方の金婚式をご家族一緒にお祝いしましたよ。

諸星さん:行事委員会というのがあり、その人たちが月に1~2回はイベントを企画実行しています。
加えて「遊びりテーション課」というのもありまして、先ほどの外出レクもそうですが、地域交流会やホールにて作品を展示したりシネマを鑑賞したり、企画が目白押しなのです。
クラブ活動も盛んで、書道クラブ、生涯現役クラブ、手作りおやつクラブ、絵手紙クラブ、手芸クラブにゲームクラブ、お散歩クラブなどもあります。

渡邊さん:入居様様が「たまにはファーストフードも食べたくなる」との声もあり、先日はケンタッキーを皆で食べたのですよ。スタッフがカーネルサンダースに変装して登場し、場を盛り上げていました。 吉野家の日というのもしましたね。吉野家のユニホームを模したコスプレをしたスタッフがどんぶりを給仕しました。スタッフもノリノリでしたよ(笑)

スタッフも頑張りますね。

諸星さん:毎年恒例の入居者様忘年会ではスタッフの気合の入り方が違います。コントやダンスもそうですが、映画まで作成したり。スタッフ自身が学生時代に戻ったみたいにわき立っています(笑)。

渡邊さん:スタッフ自ら楽しんでいますよ。こういうことが苦手というスタッフが本当に少ないですね。
入職の際の面接時に「ここはレクを結構やりますよ」と言っていまして、特技も聞いたりします。それで面接が受かった人もいるかもですね。(笑)

食堂ホール
食堂ホール

シルバービレッジの特徴

では、シルバービレッジ八王子の魅力を更に教えてください。

諸星さん:入居者様の9割が八王子市・日野市など周辺の方ばかりですが、八王子市では隣接している右田病院、日野市では康明会グループをかかりつけ医としている方の入居も一定数あります。当施設は協力医療機関が13か所もありますし、長年の連携のもと信頼関係ができていますので、慣れ親しんだ病院に通い続けられる安心感も大きいのだと思います。また、ご入院していた方が退院する際に、退院後シルバービレッジを退院先に選んだというケースも近年はよくありましたね。
夜間看護師はいませんが、右田病院や康明会病院がバックアップしてくれてオンコールで主治医に対処を仰ぐことができるので安心なのです。

医療面の安心感はすごくありますね。リハビリはどうでしょうか?

諸星さん:PT(理学療法士)とOT(作業療法士)が常駐していて、ST(言語聴覚士)も月に2回来ています。それに加えて多摩リハビリテーション病院からもリハビリ職員が週に4~5回訪問してもらっているので、個別リハビリもかなり充実しています。
毎日体操はしていますが、予防リハビリも強化しています。マシンを利用した運動を行い、希望者は運動後にウォーターマッサージで疲れをほぐすこともできます。

他にも何かありますか?

諸星さん:職員教育に力を入れていることはこのホームの魅力につながっていると思います。私たちは無資格未経験の方も積極的に採用していて、資格取得に向けての支援を行っているのです。実務者研修もホームを利用し、働きながら受講することが出来ます。また、介護福祉士、介護支援専門員の資格試験に向けた勉強会も独自に行っています。

渡邊さん:私たちは介護をサービス業としてとらえているので、接遇委員会を設け接遇検定も行っているのです。お茶の出し方やエレベーターでの立ち振る舞いとかも含まれていますが、実施して成果が出るとスタッフのモチベーションも上がりますね。相手が満足するマナーを身に付けるためですから。 「おもてなしエキスパート研修」というのもあり外部から接遇マナー講師を呼んだり、「接遇便り」を社内で発行していて、エピソードなども掲載し常に啓発しているのですよ。

6階ラウンジ
6階ラウンジ

シルバービレッジ八王子が選ばれる理由

ここに入居を決められた方たちの、ポイントはどのようなことでしょうか?

諸星さん:八王子市内に住まわれている方が多いので、口コミで選ばれている方も多いですし、ブランド力はありますね。今までの受け入れ実績が知られているので、「困った時のシルバービレッジ」とも言われています。
他の施設で断られた暴言暴力があるような認知症の方も受け入れ、時間をかけて落ち着いてもらえるようになったケースも何件もあります。ご家族から大変喜ばれてきましたてきましたので、ここの介護力は確かだとの噂は地域に広がっているようです。
私たちはできることを模索しながら、入居を断らないように努めてきました。最初からできないとは絶対に言わないできました。

渡邊さん:ご要望にもできる限りお応えしてきました。喫煙や飲酒のある方も都度対応していますし、囲碁をしたい方は相手をしてくれる所まで送迎したりしています。
ホームとして会社としてのルールはありますが、個人の都合もありますので、できるだけ柔軟に対応しているのです。ですから、退去された後もご家族から「ここに来ること自体が楽しみだったのに、来れなくなるのが寂しい」と言われることもしばしばあります。

ご家族様との関係性も深いのですね。

渡邊さん:こちらはご家族様の面会が多いのですよ。平日でも5~6組は来られますし、休日や土日は10組以上はざらです。
コロナ前までは居室や6階のラウンジなどで面会してもらっていたので、お茶出しする器が足りなくなるくらいでした。6階のラウンジは年末年始が人気で場所取りの争奪戦がおこるくらいでした(笑)。コロナ禍では面談室を有効活用してもらい、そちらで面会していただいておりました。コロナであっても対策しながらウエルカムなスタイルを私たちは保ってきました。

介護課長・ヘルパー長 渡邊知子さん
介護課長・ヘルパー長 渡邊知子さん

シルバービレッジで働く日々

では今のお仕事に就かれた道筋などお聞かせください。

諸星さん:この会社に入ってもう17年経ちますね。実は私はこちらの会長に声かけられての入社だったのです。全く介護とは関係のない仕事をしてきたので、はじめは送迎係や備品管理などを行っていたのですが、認知症の方にも敬意を持って接することなどを現場の方たちからも教わりました。
社風としてとても風通しがよく、会長がどんな末端のスタッフにも声がけしたりするのには感銘をうけていました。やがて、本社にて経理や人事なども任されるようになっていましたが、シルバービレッジ八王子の管理者を任せられるようになったのです。
入居者様と触れ合う楽しさや、ご家族からの感謝の言葉が今の私の原動力になっています。時にご家族からご指摘受けることもありますが、お客様に満足いただけるようにすることが私の使命なので、常に改善に取組んでおります。

渡邊さんはいかがですが?

渡邊さん:介護に携わるきっかけになるのは自宅で祖父が介護が必要になったのがきっかけです。
シルバービレッジに面接に来て、当時のヘルパー長の姿を見てそ私もこんな風になりたいなと、その後姿を追いかけてきました。
そうこうしているうちにここで働くようになって20年経ちましたね。子どもの出産をして戻ってきたりしながらも、私は人生をここで教わってきたようなものです。仲間や上司に恵まれてきたことに感謝しています。
私が心掛けていることは、介護する私たちが笑顔でなければ、入居者様を笑顔にできないので、そのことはスタッフにも伝えています。
今は色々と教えなければならない立場になっていますが、業務をこなすような仕事の仕方ではなく、入居者様が最期の日までどう過ごしていただくのか思い描きながら接することを伝えています。

今日はお忙しい中、ありがとうございました。

施設長 諸星淳さん
施設長 諸星淳さん
 

取材後記:屋上ではパノラマ状に広がる空がすがすがしく、富士山を遠くに見ることができました。
地域から絶対的な信頼があるシルバービレッジ八王子。
ご当地グルメが脚光を浴びている昨今ですが、ご当地老人ホームとして良い味を出しているなあとつくづく思いました。

施設情報

施設名 シルバービレッジ八王子
施設種別 介護付有料老人ホーム
住所 東京都八王子市暁町1-47-1
入居時費用 0円~18,900,000円
月額費用 262,960円~718,000円
アクセス JR「八王子駅」北口、京王線「京王八王子駅」より徒歩15分
JR「八王子駅」北口より1番バス停、京王線「京王八王子駅」より4番バス停、バイパス経由宇津木台行き、または中野団地行き「郵便局本局前」バス停下車徒歩1分
中央自動車道八王子ICより約10分
機能訓練室
居室
老人ホーム・介護施設探しは「老人ホーム相談プラザ」で
老人ホーム相談プラザは、有料老人ホームや介護施設を経験豊富な専門の相談員が店舗・訪問・電話・オンライン・一括資料請求等、無料で相談・紹介をしています。老人ホームのホームページやパンフレットに記載されていない評判や雰囲気、医療・介護体制の実態、特色など実際に訪問しないと分からない最新の情報を収集し、公正・中立な立場でプロの目線からお客様のご希望に合った老人ホーム・介護施設を選定・ご提案いたします。老人ホームの見学予約・見学同行・入居時の送迎支援、入居後のアフターフォローもおまかせください。
  1. 老人ホーム相談プラザトップ
  2. 老人ホーム取材レポート
  3. 地域に愛され支えられる「シルバービレッジ八王子」
お気軽に相談員にお尋ねください