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2026.06.01
相談員ブログ

「老人性いぼ」は本当に“ただのいぼ”?見逃したくない変化のサイン

年齢とともに増えてくる「老人性いぼ(脂漏性角化症)」は、多くの場合、心配のいらない皮膚の変化です。
中高年ではよく見られるもので、「年齢によるもの」といえます。
ただし実際には、「いぼだと思っていたら別の病気だった」というケースもあります。
特に高齢になると、「年のせい」と受診が遅れやすいため注意が必要です。

【見た目が似ている病気もある】
黒っぽいいぼは、まれに皮膚がんと似て見えることがあります。
代表的なのは「メラノーマ(ほくろのがん)」やいぼにそっくりな形をした「基底細胞がん」などです。
専門医が専門の器具でみれば区別できますが、自分で判断するのは簡単ではありません。
次のような変化があるときは、一度確認しておくと安心です。
・色にムラがある
・急に大きくなった
・出血する
・かたちがいびつ
また、他の皮膚がんも、最初は小さなできもののように見えることがあります。
「昔からあるから大丈夫」と思っていても、変化があれば注意が必要です。 

【急に増えたときは少し注意】
老人性いぼは、普通はゆっくり増えていきます。
ただ、短期間で急に増えることもあります。
まれではありますが、こうした急激な変化が、胃などの「内臓のがん」と関係している(体からのサインである)ことも知られています。
とはいえ、多くは加齢による自然な変化です。
「急に増えた」「かゆみが強い」といったときは、念のため相談する、というくらいの意識で大丈夫です。

【皮膚の変化は意外と見逃されやすい】
高齢者では、皮膚のトラブルは後回しにされがちです。
「命に関わらないから」と見過ごされることも少なくありません。
しかし実際には、
・引っかかって出血する
・年齢による皮膚の乾燥も重なり、痒くてかき壊してしまう
・見た目が気になって外出を控える
といった困りごとにつながることがあります。

【「年齢のせい」で終わらせないために】
ほとんどの老人性いぼは心配いりません。
ただし、「いつもと違う」と感じる変化は見逃さないことが大切です。
・急に増えた
・出血する
・色や形が変わった
・強いかゆみがある
こうした時は、一度皮膚科で確認しておくと安心です。
「年齢のせい」と思っていた変化が体からのサインであることもあります。
皮膚の変化にも、少しだけ目を向けてみることが大切です。また、皮膚が弱くなっているため、小さな傷でも治りにくくなります。
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